イドノナカ -狭い日常の憂いの喜びの-

世界の事はしらないけれど、僕は僕の事を知っている。目に見えたもの、聞こえたもの、言葉にします。

初めまして

  就活をしています(2017年6月現在)。そして落ち続けています。

 

  エントリーシートには綺麗な言葉を並べて、面接で表面的な事ばかり言っていたら、何が本当の気持ちなのか分からなくなってきました。だから自分の心の底で澱になっている本音をちゃんと書き表わそうと思い、ブログの立ち上げに至った訳で。

 

「あれ、自分って一体なんなんだろう?」

 

  就活をしている誰もがこの感覚に陥ると思う。必死に汗をかいて勉学に励んで来たのに、企業は大学のネームバリューで優秀さを判断するし、挙句の果てには笑顔だのコミュニケーション能力だの。僕は就活の前では余りにも手ぶらだ。今まで何をしてきたんだろう。真面目に授業に出て、テストも手を抜かなかった。部活動にも励んだし、英語もそれなりに身につけた。何処かで強い自信があったんだと思う。こんなに努力して、こんなに苦しんで、やっと四年生になれた。そんな努力を見てくれるはずだって。でも本当に自分には何もない気がする。社会的な教養だったり、奴隷のように働ける体力も。

 

自分ってなんなんだろう思う前に、自分のしたい事ってなんなんだろう。

 

今日も明日も悩みながらスーツを着るのだ。