イドノナカ -狭い日常の憂いの喜びの-

世界の事はしらないけれど、僕は僕の事を知っている。目に見えたもの、聞こえたもの、言葉にします。

深夜の雨

深夜のこの時間に雨の音を聴いている。

 

24日はアルバイトがあった。それで1日が終わった。

 

アルバイトがある日はアルバイトの事だけで頭の中が一杯になる。遅刻しないように早く準備しないと。電車に乗る時間間違えないようにしないと。制服に着替えるのもテキパキしなきゃ。先輩後輩に挨拶をしっかりしなきゃ。

 

今のアルバイトは好きだ。でも性格的にどんなものにも気を張ってしまう。昔から不器用で、人一倍集中してやっと一人前。常に気を張らないとミスをする。

 

好きなものだからこそ、余計にそこでミスをしたくなくて緊張してしまう。少しの綻びも許せない。でも失敗する。だから自分を責める。

 

最近になって、この性格が如何に損なのかを分かってきた。全ての物に力を入れすぎなのだ。だから気を抜けないし、アルバイトだけで体力を使い果たして、ただ家に帰って寝る生活。

 

ソファに寝そべって、お菓子を食べて、好きなユーチューバーの動画を見る。至福の時。スキャンダルは非日常を与えてくれるから良く見る。恋愛禁止アイドルが恋愛を飛び越えて結婚。刺激的だ。

 

こんな風にだらだらと言葉を連ねるのも好きだ。言葉というのは不思議で、自分の心の内を曝け出しているのに、どこがで言葉だけが一人歩きしだす。読み返した時に、まるで他人が書いたかのように感じる。ポストモダン文学の考え方らしい。言葉は発した瞬間に信用出来ない存在になる。って黒木渚という(僕の好きな)アーティストが言っていた。なるほど。

 

ブログというのは自己主張の場だ。見られてなんぼ。自惚れてなんぼだ。僕の言葉をみて、読者に何か感じるものがあれば嬉しい。そして、その言葉を僕が見返す。ジャメビュのような感覚。そして自分を顧みることが出来る。

 

とどのつまり、成長したいのだ。アルバイト一つに1日を潰さぬように。遊び一つに1日を潰さぬように。沢山の事を、気を抜きながらやるんだ。だらだら言葉を書いて、だらだらお菓子を貪って。

 

幸せって感じるのは難しい。だからこそ小さい事に喜びを持とう。未来は白地図だけど、そこに盛大な絵は描かない。盛大な絵ほど描くときに力がいる。そして自分には殆描けるものではないと気づいて挫折する。

 

寝よう。何が書きたいのか分からなくなってきた。恐らく、眠たい。